「浄法寺漆認証制度」は、良質でかつ信頼性のある浄法寺漆の供給と、付加価値化による市場競争力の強化、漆掻き職人の生産意欲の向上を目的として、平成19年に二戸市と岩手県が共同で創設した制度です。

認証マークは、漆の英語表記"japan"や"joboji"の頭文字jを基調に、日本列島、漆を掻いた傷、漆の滴り落ちる様子を表現しています。

 


制度の内容
◯国産漆で初めての認証制度
国産の約7割を生産する大産地、浄法寺ならではの制度です。
◯第三者機関によるお墨付き
漆樹から採取したままの漆液(荒味漆)を認証委員が実地にチェック。その品質にお墨付きを与えます。
◯認証ラベルが品質の証し
漆の採取時期、漆掻き職人名などの情報が入った認証ラベルを、昔ながらの漆樽に貼って出荷します。

対象となる漆
主として二戸市浄法寺町を本拠として活動する漆掻き職人が採取した漆で、次に適合した漆を"浄法寺漆"として認証します。
◯漆掻き職人に関する基準

  • ア 岩手県浄法寺漆生産組合の組合員であること。若しくは主として二戸市浄法寺町で伝統的に行われてきた漆掻きの技術により採取するものであること。
  • イ 浄法寺漆認証委員会が特に認めたものであること。

◯地域に関する基準
下記に掲げる地域で採取したものであること。

  • ア 岩手県全域
  • イ 青森県三戸郡、八戸市、十和田市
  • ウ 秋田県鹿角郡小坂町、鹿角市、大館市

◯品質に関する基準

  • ア 増量等を目的として意図的に異物を混入させていないこと。
  • イ 浄法寺漆以外の漆を混入させていないこと。

認証申請
認証の申請は漆掻き職人個人の自主申請とし、認証委員会に対して申請書を提出します。認証単位は原則一樽ごととし、小分けにした場合は元の番号に枝番号を付して改めて認証します。

認証ラベル

次に掲げる項目が記載された認証ラベルを樽に貼付します。

  • ア 生産時期(平成 年産)
  • イ 採取時期の別
  • ウ 重量(kg)
  • エ 生産者氏名、連絡先
  • オ 認証番号
  • カ 認証マーク
  • キ 認証機関名、代表印、連絡先
  • ク その他委員会が必要と認めた事項

荒味漆(採れたての状態の漆液)はこのような樽に入れられ、ラベルを貼付して発送します。正真正銘の日本産漆の証です。

弊社では100%浄法寺の漆のみを扱っています。第三者委員会である「浄法寺漆認証委員会」から唯一の認証マーク使用を認められております。 (平成28年4月現在)